表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
839/1085

違和感のある単語

「ちーちゃん、なんですね!」


「えと……自分がしでかしたことは覚えてる……です。

その、迷惑をかけたと……」


「正気に戻ったんですね!」


「う……あ……はい」



――――――――――


宿の玄関先で立ち話というのも、どうかと思うので、とりあえず部屋にあがった。


備付けの椅子に座ったちーちゃんはもじもじしていた。


言葉の通り、自分がしたことを覚えているのなら、バツが悪いのだろう。


「私は、ちーちゃんに対して、怒りだとかそういう感情はありません」


「え……」


「むしろ、今思えば、不用意だった。

ちーちゃんは暴走していて、その最中気を失ったんだから、注意してみておくべきだったんです」


「クリスちゃん……」


「何かあった時、その時、ちーちゃんを抑えられるのは私だけだったんだから、ずっとちーちゃんについているべきだったんです、私は……!」


「そう……でも、元を辿れば、ワタシが暴走しなければ――――暴走?」


確かにおかしな会話だ。


()()は暴走だったという見解の元で、お互いにそれを認めて話を進めてしまっている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ