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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
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目立つ彼女ら

そう、しらみつぶしに『シンブレラ』にある宿を当たっていけば、

クリス達のいる宿にいずれはたどり着く。


仮にクリス達が留守でも、拠点になったいるのなら、セレナが部屋にいるはずだ。


「……でも、個人情報というか、聞いて教えてくれるものなのかな?

ワタシが活動してた頃は大丈夫だったけど、あれから何年経ったかわからないし、

今はそれが許されるのか、わからないし……」


……


そんなことはやってみてから、確かめればいい。


「……」


「まぁ、他に方法はないか」


そうして、チヒロは一軒一軒と宿を回っていった。


旅人だということを考慮しても、クリス達は目立つ。


女ばかりの旅人……パーティというのだけでも珍しいのに、

女剣士(に見えるクリス)、

(旅をするには似つかわしくない)貴族の娘、

そして、謎の塊(と化したセレナ)……

……チヒロ自体も水夫を着た異国の娘といった目立つ恰好ではあるが、

そのチヒロがいなくとも、充分に印象に残るだろう。


宿屋の従業員が正直に答えてくれさえすれば、見落としということはまずない。


そういう意味では、時間さえかければ、クリス達を見つけることは容易かった。

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