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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
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勇者の定義 19

「うううう……」


マオは身体を丸め、頭を両手で抱えるように守ることで、致命傷を避けようとしていた。


「あーあ、見てらんないね。

そんなことしたら、余計苦しむだけだよ?」


チヒロの言葉は真実だ。


仮にエネルギー切れまで耐えきったところで、チヒロは次の斬撃を繰り出すまでだ。


つまり、粘ったところで意味はないのだ。


結局はマオが死ぬまで、身体を切り刻まれるのだ。


それなら、いっそ、諦めて急所を差し出し、早目に死ぬほうが、苦しまずに済む。


しかし、マオは亀のように身体を丸めたままひたすら耐える。


それは生き物としての本能だった。


苦しむとわかっていても、それでもなお()は簡単には命を手放せないのだ……


「……タスケて、お父さん」


チヒロは呆れたように、大袈裟にため息をついた。


「無駄だって、アンタの父親は死んだんだから。

それとも、そうやって健気に振る舞ってたら、ワタシが手心加えてくれるとでも思ってる?」


「……」


マオは返事をしない。


いや、出来ない。


何故なら、あろうことか、()()()()()()()()()()()()()のだから――

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