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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
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そのルーツ

一体、これはどういうことなのだろう?


自分の名前を間違えて覚えていたなんて、そんなことがあるのだろうか……


そもそも、いつからだろう?


旅を始めた頃には、自分のことを”クリシュナ”だと認識していたはずだ。


それ以前となると、本当にいつから――


「……一つ、心当たりがない訳じゃない。

そんなことになった理由に、だ」


「なんですか?」


「”クリシュナ”という名前がどこの国の名かということだ」


「どこの……国?」


「同じ名前であっても、国、言語によって、違う発音をするだろ?」


「――ああ、成る程」


例えば、ジョンとヨハンは元は同じ名前であるように――

国によって同じ言語を使っていても、微妙に発音が異なる。

イギリス英語とアメリカ英語が違うように――ってどこだっけ、それ?


まぁ、それは置いておいて、同じ文字の名前であっても、国によって違う読みになるということだ。


つまり、”クリシュナ”と発音する国を探せば、どこにルーツがわかるということだ。

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