表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
783/1085

逃避する思考

なんでもそうだけど、点を点で捉えるのは困難だ。


線や面で捉えることが出来るなら、それに越したことはない。


要は広範囲に影響する技なら、いくらショウ兄さんが高速で動き回ろうと、

有効範囲にさえ納めれば捉えることが出来るということだ。


問題はそんな技が――――


……


魔法ならどうだろうか?


いや、そもそも、街に被害が出ないようにお互いやってきたはずだ、

暗黙の了解として……いや、一度注意された以上、それはルールだ。


…………


逆に言えば、街に影響さえ与えなければ、問題ないのではないか。


『ジャイロ・エアスピット』なら、散々使ってきた分、使い勝手はわかる。


ギリギリの範囲を見極めて調整したモノを放つことは可能なはずだ。


………………


今の集中状態なら、当てることは可能だろう。


タイミングさえ図れば、直撃させられる。


よし、なら、それで――――


………………………………………いつまで、私は目をそらすつもりだ?


………………無理だ、『ジャイロ(そんな)エアスピット()』では。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ