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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
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”必ず”は保証されない

今、だ――


「『偽――』」


「!」


”スライド”は封じてある。


なら、今、この技がよけられるはずがない――!!


「『――無形の型』っ!!」


「――ち」


ショウ兄さんが初めて焦りの表情を見せた。


初撃はナイフで受けられる。

勿論、それはこの技の想定通り。


そして、必殺の二撃目を――!!


「!?」


驚きは私のものだった。


二撃目を放つはずの私の腕は一瞬硬直した。


それでも、そのまま二撃目を放つ。


剣はショウ兄さんを肩口からショウ兄さんを捉えたが、精度が落ちている。


その左肩にダメージを与えることが出来たが、

それでは決定打にはならず、ショウ兄さんは剣から逃れていた。


私は腕の硬直、痺れの原因を確認した。


その痺れの正体は右肩に刺さったナイフ――


ショウ兄さんは一撃目を受けると同時に、私が二撃目へと切り替える最中、ナイフを投擲していたのだ。


「やれやれ――」


「!」


離れたと思っていたショウ兄さんは、逆に迫っていた。


私の肩からナイフを引き抜いて回収すると同時に、私を蹴り飛ばした。

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