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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
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彼らが不得意なこと

事前に反応することでやり過ごした、そう思うと、ぞくりとしたものを感じた。


それもそうだ。


回復・治癒が出来ると言っても、その瞬間の痛みまで消える訳ではない。


我慢できないこともないけど、あんな強力な蹴り、出来ることなら何度も味わいたくはない。


「……リズムの変調。

それで、変則的にしているつもりなんだろうが、攻撃のモーションが同じだから、ワンパターンに感じるぞ」


「……!」


先程の『剣技・踊回剣舞』の駄目出しだった。


「悪いとは言わないが、ある程度お前の攻撃を捌ける人間相手には通用しないな」


咄嗟に出した技のクオリティ……そう考えれば、期待できるものではなかった。


「そもそも、お前の踊る剣……リズム、テンポを変えることで変則的にしてるつもりなんだろうが……」


と、そこで、ショウ兄さんは言葉を切った。


この歯切れの悪さは気になる。


「な、なんですか?」


「いや……踊りそのものは専門外なんだが」


「そ、それは私もです」


と、習得した時にみんなに見てもらったことを思い出した。

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