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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
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射撃

と、なれば、タイミングを見計らって……


「『気功波』!」


ショウ兄さんはこちらを一瞥しただけで、避けようともしない。


そう、避けるまでもなく、『気功波』は当たらなかった。


街に被害を出さないようにすると、自然と威力は弱めるし、壁から壁に移るタイミングを狙うしかない。


「くっ……『ファイアボール』!」


もちろん、当たった時の衝撃を考えるなら、発射する角度、狙う箇所も考えないといけない。


そうなると、自然と道の真ん中、壁と壁の丁度中間地点を狙うしかない。


「……」


「『エア』!『ウォーターバレット』!『アーススピア』!」


タイミングと通過箇所の予測……これは点を点で狙っているのと同じ。


私が放った攻撃のほとんどはショウ兄さんが防ぐ、避ける必要もなく、外れていた。


「そんなのでいいのか?

それに、このまま続ければお前にその意思はなくても、()()()ぞ」


「くっ……」


そうだ。

結局は街中、外した攻撃は流れ弾のようにして、私の意思に関係なく、街に被害をだしかねない。

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