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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
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合図

「不服か?」


「いえ……」


だが、勝負と考えるなら、ルール違反ギリギリではないだろうか。


それを容認するという辺り、これもまたハンデの範疇なのだろう……


「気にするな、事前準備の内だ」


「……では、お言葉に甘えまして、『アクセル』!」


俊敏性を上げる加速バフ…………普段の相手では使うことはないが、

ことこの勝負、そして相手に関しては有用性があるだろう。


「……なんだ、それだけでいいのか?」


「はい」


下手に何重も強化するべきでないと判断した。


普段使い慣れてないことに加えて、余分なバフの効果が切れた時に、気をさきたくなかった。


「なら、いい加減始めるか。

開始の合図は…………そうだな、そこに一つだけ色の違うタイルがあるだろう?」


ショウ兄さんがナイフで指さすように、地面を指定する。


都会だからだろうか、こんな裏路地でも、道路はタイル舗装されてある。


その中で、そういったデザインなのか、灰色のタイルの中に一つ赤銅色のタイルが混じっていた。


「お前が、そのタイルを踏んだら、スタートとしようか」

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