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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第5章 戦い続ける少女
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人魚のように

「クリシュナさん!」


私が気功で麻痺を解いたのと、馬車が私のもとにたどり着いたのは、ほぼ同時だった。


「何があったんですか!?」


セレナの言葉で私は自分の姿を見た。


ダメージ自体は大したことはないが、あの少女との戦いで服がぼろぼろの泥だらけになっていた。


「よくわからない――ただ」


「ただ?」


「強い相手だった」







……








近くに湖を見つけたので、魚の確保がてら、水浴びと、服の洗濯を行った。


「――ぷわぁっ!」


私は潜水で湖の魚を取っていた。


「クリシュナさーん!」


水辺で、シンシアさんが手を振っている。


「?」


「お昼にはそれで充分ではありませんのーっ?」


つい、クセで保存食の分も考えてしまうが、昨日、街を出たばかりで食糧には余裕がある。


「そうですね、戻ります」




……




「いい焼き加減ですよ、クリシュナさんもお座りになって」


「ありがとうございます」


セレナとシンシアさんの二人には、火をおこして、魚を焼いてもらっていた。


「ふう……」


私は風魔法で軽く水を吹き飛ばしてから、出されていた椅子に座った。


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