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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
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何度目かの展開

「ショウ兄さん……?」


「そうだなぁ…………クリス、他のきょうだい達とは会ったか?」


「は、はい、居場所がわかってる何人かとは、会いました」


「なら、その時々で、戦うことになったんじゃないか?」


「え、ええ、理由やきっかけは違いますが、何らかの形で戦うことは多かったと思います」


「やはり、そうか」


ショウ兄さんはふっと笑うと、お金が入っている箱を閉めた。


「みんながみんな、末の妹の成長を見たいんだろうな」


「……!では、ショウ兄さんも……?」


「……こうしようか」


と、ショウ兄さんは箱を左手で抱えたかと思うと、右手にはナイフが握られていた。


「金を返してほしくば、力づくで取り戻してみろ」


考えられた展開、他のきょうだい達ともやったことだ。でも――言っては悪いけど、今までとは違う。


ショウ兄さんはアル兄さんのパーティーにいたのだ。


そうでない他のきょうだい達とは、実力は一線を画す――


だけど、それでも――


「……わかりました」


この勝負、受けるしかない――

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