表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
714/1085

勝負師

「今の内に挑戦者を増やしましょう。それで、短時間の内に目標額まで行きます」


「……どうやって、ですか?」


「クリシュナさんは、どうして、挑戦者が現れると思いますか」


「え?それは……自分の力に自信がある?」


「それはある程度はそうでしょうが、目的としては別のところですわ」


「お金ですか?」


「ええ、要はそういうことです。賞金を吊り上げれば5万ルドーで立ち止まらない人でも、

試しに挑戦してみようとなるはずですわ」


「なるほど、じゃあ、いくらにするんですか?」


すると、シンシアさんは口元に手を当てた。


「ここが勝負所で……ね。

元々、全部勝つつもりなんだから、ここは……全ツッパね」


「え?」




――



「アームレスリングチャレンジ?」


遊び人風というか、軽薄そうな男が足を止めた。


「お、やってみるかい?」


シンシアさんは罠にかかったカモを逃すまいと、すぐさま声をかけた。


「んー、別に力に自信あるわけじゃねーし」


「残念、今()()()()()()()()中なのに」


「キャリーオーバー?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ