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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
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日陰者?

私達はそそくさと撤収し、別の場所で再挑戦ということになった。


変装も別の姿に変えて、あえて、路地裏に回った。


「ここですわ。ここにしましょう!」


「ここですか?」


シンシアさんが指定したのは、日陰になる狭い道だった。


「シンシアさんの決定に従いますけど、どうしてこんなジメジメしたところなんです?」


「私、考えましたの。先程の失敗は目立ち過ぎたことだと」


そうかなぁ……原因は全然違う要因だと思うけど。


「いえ、遅かれ早かれ、こうなってはいましたわ」


……あれ、口には出してないはずだけど。


「いくら、接戦を演じたとしても、クリシュナさんが勝ち続ければ、挑戦者は減るのですわ。

蓄積疲労があるとしても、先程のような大男さんを倒してしまえば、

余程、自身がない限り、いくら相手が疲れていても、戦おうとは思いませんわ」


「確かに」


「先程のほとぼりを冷ます意味でも、目立たないところでやるのが、ベストですわ」


「でも、挑戦者、来ますかね?」


「ふふふ、ここは丁度大通りへの抜け道ですわ。それなりに通行量は見込めますわ!」

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