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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
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シンシアの気持ち

「っ……シンシアさん!?」


「いえ、チヒロさんは仲間ですわ。

ですが……これは少々異常ですわ」


「ちーちゃんが、今、異常なのはわかります。

だからこそ、放っておくのは……」


「だから、探しにいくんですか?

()()()()()


「!!?」


シンシアさんは、じっと、こちらを見つめていた。


まるで、こちらを見極めようとするように、目と目で見つめ合っていた。


だが、シンシアさんは自分から目線を下げて外した。


「いえ……私、嫌な女ですね。

まるで構ってもらえなくて拗ねてる子供みたい……」


「シンシアさん……」


「気にしないでください。

少し頭を冷やしておきます」


シンシアさんはいっぱいいっぱいなのだろう。


年上だからと、任せきりになってしまっていた。


「まずは、ちーちゃんを官憲に迷い人で届けておきましょう」


「……?」


「その後は、私も金策に走ります」


「え、クリシュナさん!?」


「ちーちゃんのことは気になりますが、目を覚ました以上、

とりあえずは本人に何かあっても、対応出来るでしょう。

問題を起こす可能性もありますが、それはとりあえず官憲に任せます。

今は……まず対応すべき目の前の問題はお金のことですから」

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