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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第12章 衝突する少女
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気丈

それでも、納得までは出来ない。


アニスもアミテさんも人間だ。


人間とそうでないものの境界線はわからないけど、


それでも、人間として生きているんだ、それが人間でなくてなんだと言うのか。


「まぁ、早い話が混血種(ハイブリッド)やな。

純粋なモンスターがほとんど消えたことを考えるなら、モンスターよりも人よりやと考えてええやろ。

実際、先祖返りするまでは、見た目で変わりはなかったみたいやし」


「それはわかりましたけど……どうして、お話が出来ますの?」


「シンシアさん」


シンシアさんがよろよろとしながらも、私達の話に加わった。


「大丈夫なんですか?」


「ええ、傷は塞いで下さいましたから、少し血が減って貧血気味なだけですわ」


それでも、お嬢様育ちのシンシアさんには充分辛い状態だと思うけど、

シンシアさんは泣き言を言わない。


「それで、どうしてなのですか?」


「混血種と、使い魔……ルーツは違えど、本質的には近いって、言いましたやろ?

つまりは、主たる、セレーナはんを介することでコミュニケーションが可能ってことなんや」

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