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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第12章 衝突する少女
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”アミテ”の本質

セレナ蝶は腰に手を当てて、説明しだした。


「さっき、ちらっと言うたと思うけど、本質的にアニスはんはわたしと近い存在やねん」


セレナ蝶と本質と近いと言うと……


「使い魔……?いや、でも、そんな雰囲気は感じないし」


「どちらかと言えば、他の要素や。

わたしは妖精に近い見た目しとるやろ?そして、今の”お母さん”を見てみぃや」


妖精……?


モンスターという()()()では近いかも知れないけど……


「強いていうなら、自然系というか……虫のようなモンスターの要素がある、のかな?」


「せや、アニスはん達親子は、モンスターの血が混じっとるんやと思う。

せやから、他の人間よりは目立つ容姿をしとったんやな。

その証拠に、”お母さん”の今の姿は先祖返りしとるやろ」


「先祖返り……」


確かにそう考えると辻褄があう。


他の人がただただアンデッド化したのに、アミテさんの変化はその域を超えて、虫系のモンスターの要素を持っているように――


血という素養が、アンデッドというモンスター化したことで目覚めたのではないか……


それに、集落の人間の親子への迫害も見た目以外に、モンスターとの混血を知っていたのなら、

多少なり、理解出来る要素は出来る――

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