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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第12章 衝突する少女
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ノーコントロール

不穏なものを感じてか、仮称アミテは飛び退くように後退する。


まだだ、『ショット・マグナム』の有効射程は広い、ギリギリまでコントロール出来る範囲まで粘って、

コントロールを――コントロール、を……


「……くっ」


出力が、安定しない。


圧縮する気功が……上手く収束しない。


駄目だ。これ以上距離を取られては――



「っ……!『ショット・マグナム』ッ!」


ギリギリのギリギリの距離で放つ。


しかし、放った(ショットの)瞬間、駄目だと悟った。


すぐに収束がほどけてしまい、放った気功が散り散りに(はなた)れていく。


「――?」


仮称アミテに当てることは出来た、しかし、これではまともな威力にはならない。


少しの衝撃と風圧が仮称アミテを包んだ程度で、それではまともなダメージにはならない。


もう一度だ。


もう一度、ちゃんとした『ショット・マグナム』を繰り出さなければ……


「――!」


私の様子を見て、距離をとった仮称アミテが今度はその距離を詰めてきた。


私が繰り出した先程の『ショット・マグナム』を見て、脅威にはならないと判断したのか――

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