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女三人旅 後編
「え、どうしてですか?」
「他の色んなことでクリシュナさんの負担は大きいのに、私達で出来ることまでする必要はありません。
役割分担というなら、これは私達の仕事です」
「そうですね、わたしも同意します」
「そう……ですか」
そこまで言うのなら、任せて私は私のことをやろう。
……
陽が沈むと、休めそうな場所を見つけて、テントを張った。
回復魔法などで、馬たちを休ませずに走らせることは出来るが、
それは流石に非人道的だし、夜道を走らせるのも危険なので、
道が見えなくなる前にキャンプ地を構えるのは妥当な判断と言えた。
テントを張った後は馬たちを繋ぎ、焚き火をたく。
それで、キャンプは完成だ。
普段なら、焚き火を利用して、肉や魚を焼くのだけど、
今日は、ラン兄さんがお弁当を持たせてくれたので、それを食べることにした。
「そう言えば、シンシアさんはこういう野宿は大丈夫なんですか?」
「大丈夫ですわ。承知の上でついてきたのですよ?」
「そうなんですね。お嬢様の割に……って言うと失礼かも知れませんが、胆が据わってるんですね」
「それはまぁ……前世でのアタシはキャンプくらいしたことありますから」
「前世……やっぱり、そうだったんですね」
「何がですか?」
「所謂、転生者なんですよね、シアさんは」




