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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第12章 衝突する少女
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”不死者”への探求

一見関連性のなさそうな、そんなことを、今話す……その事実こそが、関係性の証明とも言えた。


「まさか、薬物の『アンデッド』はモンスターとしての不死者(アンデッド)に関係性が……

いや、そもそも『()()()()()()()()()()()()()!?」


「目的そのものとは違いますけど、そう言っても嘘とは言い切れない、というところです」


「っ……説明を……!」


「これは、どこぞの学者センセーの受け売りなんですが、

不死者というモンスターはその特性故に身体が腐りかけているものが大多数です。

通常の肉体ではない状態が常という異常体質なんです。

つまり身体が腐っているという、痛みだったり不快感(ストレス)を抱えているのが、常ということです」


「とすると、そんな状態ではまともに活動するのも辛いはず…………まさか!?」


「ええ、不死者は自己防衛機能として、幻覚系の快楽物質を生成することで、それを緩和します。

要はそれこそが本来の薬物としての『アンデッド』なんです」


「で、でも、モンスターがいない世界では、その物質は……」


「不死者がいないなら、無理……と、判断する前に調べたんですよ。

元々は、不死者に溢れていたこの土壌を」

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