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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第12章 衝突する少女
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森林での”釣り”

警戒を怠らず、歩を進める。


マフィアらしき3人はまだ、こちらを見ている。


このまま、何もなければシンシアさんを逃がすことは出来るだろうけど、

同時に向こうが出した尻尾を掴めない。


ならば、今度は()()だ。


「……シンシアさん」


「なんでしょう?」


()()の詳細をシンシアさんに伝える。


なるべく小声で、そんな会話等していないかの如く、互いに進行方向を向いたままだ。


「……わかりましたわ」


充分に、詳細を伝えたところで、()()()の段階は終わった。


後は竿を振るだけだ。


「なら、行きますよ……!」


「ええ!」


そして、私達は走り出した。


と言っても、シンシアさんのスピードに合わせてだ。


私はそれに合わせながら、背後を確認する。


警戒していた存在が急に逃げ出したように見えた時、

身体さえ反応すれば、大抵はその後を追おうとするものだ。


そして、例に漏れず、3人もまた私達を後を追うように走り出した。


この時点で、()()はほぼ成功したと言っていい。


「『シャットアウト』展開……『ステルスフィールド』!」

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