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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第12章 衝突する少女
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不明瞭な予感

「思ったよりは、単純な仕掛けだったね。

これなら、道具さえあれば、誰でも出来たと思うけど」


「……」


いや、仕掛けそのものはそうかも知れないけど、狙いを付けるのはそうはいかないと思う。


それに距離を考えれば、それなりに大掛かりな仕掛け……強力なゴムが必要だ。


間にガラスがあるとはいえ、それの射出を喰らって、アニスが生きているのは、()()()()()()()()()、そう考える他ないのだろうか……



「どうしたの、クリスちゃん?」


「あ、いや……」


考えすぎだろうか?


現時点では、このことに意味があるとも限らないし、不確かだ。


変に話題に出して混乱を生むよりは、自分の中で消化して、話す必要が出来た時でいい。


「なんでもないです。そろそろ、次の場所に行こうと思います――」


……いや、待って。


それはそうとしても、警戒は必要だ。


少なくとも、アニスが命を狙われている可能性は、ケアしなければならない。


「そっか、じゃあ……」


「……ちーちゃんは、ここに残っていて欲しいんです」


「え、どういうこと?」


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