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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第12章 衝突する少女
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射出装置

「アミテさんの埋葬方法が、土葬であるなら、今からでも調べれなくはないと思うけど……」


「いえ、流石にそれは……」


手段は選びたいし、選ぶべきだと思う。


墓荒らしのような真似はしたくないし、するべきでないと思うのだ。


「ただ、一度、アミテさんのお墓は見ておいたほうがいいかも知れませんね」


そこで成果は生まれないかも知れないけど、見ておくことでアニス以外の被害者を実感すべきだとも感じた。


もちろん、成果が生まれるに越したことはない。


明確な証拠を、私達は欲していた。


「そうだ。クリスちゃんにも話しておかないとね」


「なんですか?」


「見つけたよ、アニスちゃんを狙った仕掛けの痕跡」


「え、本当ですか?」


するとシンシアさんが、少し離れた場所の木の幹を指差した。


「ここに、不自然に力が加わった痕跡がありますわ」


「こっちにもね」


ちーちゃんも同じように、別の木を指差した。


指の先の幹には強い力が掛かった線があった。


「多分、これはゴムかなにかを固定した跡だと思う」


「巨大なパチンコ……ですか」

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