転機
リアル環境の変化により、毎日更新厳しいかも知れません。
基本は毎日更新したいと思ってはいますが、昨日のように出来ない日も出てくるかも……
集落の小屋に怪しげな男がいりびたるようになった……その時期が丁度一年前。
言うまでもなくロアンのことだろう。
そして、私が見てきたように、高級な嗜好品であるタバコの流行。
その頃から、それまで下手に出ていた患者とアミテさんが口論している場面をアニスはよく見たという。
流石に、幼く耳が不自由なアニスが、その詳細を知る術はなかったけど、予想はつく。
”タバコ”の健康被害への忠告、それを聞かない患者……その構図は容易に想像出来た。
そんな、ある日の夕食時、アミテさんは決心をしたように、アニスに告げたそうだ。
『タルニア』に行く。
『タルニア』はこの近隣では一番大きな街。
私達も進行方向だったので、
こうして留まっていなければ、今頃にはそこに立ち寄っている予定ではあった。
まぁ、そのことは今はどうでもいい。
アミテさんの話に戻そう。
しかし、アミテさんは出発を前に、原因不明の奇病に倒れてしまう。
医学に精通しているのが、アミテさんしかいない集落で、
人一倍健康に気遣っていたアミテさんが……だ。




