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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第4章 断罪される少女
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包囲

「それはどうでしょうか?」


「なにが言いたい?」


「言ったはずです。あなたはベルグマン王子の殺害計画を自白した。

考えようによっては国家転覆計画に等しい」


「ふん。アンヌの殺害よりも罪が重い、とでも言う気か?」


「あるいは。そして、そうであるならアンヌ王女の事件も再調査に及ぶでしょう。

あなたの力が及ばない状態で」


「あっはっはっはっはっは!確かにその可能性はあるだろう!だが、それをどう証明するって言うんだ?

結局は同じことさ!」


「…………」


「衛兵達を呼んである、直に来る頃だろう。牢獄で同じ主張をしてみるかい?」


「……そうですね、それも面白いかも知れません」


「クリシュナさん!?」


「はは!ついに諦めたか!」


アルベルト王子の勝利宣言とほぼ同時に憲兵達が駆けつけてきた。


「あ、ああ……!?」


倒れそうになったシンシアさんを、私は支えた。


「大丈夫です……これで……」


「え……」


「侵入者だ、捕らえろ!」


アルベルト王子の声に従うように衛兵は私達を取り囲んだ。


「……来ていただけますね?」


「もちろんです。ですが……」


「ええ。わかっています」


その時だった。


「アルベルト、お前も一緒に来てもらわねばならない」


その人物が現れたのは。


「べ、ベルグマン兄さん!?」

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