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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第2章 旅立つ少女
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はじめてのお仕事 前編

家がある村は山奥の森にあった。


まずは森を抜け、一番近くの街『シュベルク』に向かうことにする。


私の旅に目的地はない。


アル兄さんの捜索に私自身の武者修行も兼ねている。


「ふんふーふん、ふーんふーふ、ふふんふーーふんふーー」


思わず明るいメロディーを鼻歌で歌う、

よくよく考えると私は無一文で家を出ていた。


食べるものは木の実や野生動物を狩れば、なんとでもなる。


宿は野宿でも構わないのだけど、そういう生活だと身なりが汚くなる。


兄を探すという目的上、聞き込みは大切だ。


汚い身なりの人間が話しかけてきたら、警戒して話をしてくれないかも知れない。


路銀を稼ぐ手立てを考えなければいけない。


「街についたら短期の仕事を探さないとなー」


そんなことを考えていると()()()()()に荷台に果物を乗せているリアカーが見えた。


力仕事なら、子供の頃から鍛えていたこともあって、得意だ。


話をして、手伝えないか聞いてみることにしよう。

実際にある歌を使うのはアレだと思ったので、鼻歌に差し換えています。

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