表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第11章 強くなれ少女
482/1085

本命

「うん。それじゃあ、この辺りだと一番近いのは――」


「一応、ラン兄さんとエル兄さんには会っていますが……」


「まぁ、ラン兄さんは王都にいたから、真っ先に会ってるよね。

傭兵業で、どこにいるかわかんないエルに会ってるのも、都合がいい……」


あ、とミカ姉さんは付け加えた。


「その二人……怪しいところはなかった?」


「それは、まぁ……その時は疑いを持っていた訳ではないので、詳しく調べた訳ではないですけど」


”その時は”と言うが、切り替えた今も疑いを持ち切れずにいる。


他のきょうだい達も同様に……


その点はミカ姉さんの言った通りだった。


「なら、とりあえず、二人は後回しでいいわ。

ここで来た道を戻るのも不自然だろうし、このまま陸路を進んでほしい」


「それじゃあ、後は、アル兄さんを除くと、エレナ姉さん、ショウ兄さん、リオ姉さん、ですか」


エレナ姉さん……エレンフォレスト、長姉。

ショウ兄さん……ショウダウン、次兄。

リオ姉さん……リオナイル、次姉。


いずれも……


「そうか、ちょうど本命ね」


「……」


アル兄さんと共に旅をしたことのある一隊(パーティ)を組んだことのある経験者だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ