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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第4章 断罪される少女
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勝負師

扉が開いたことに気付いたアルベルト王子は、顔に乗せていた本を右手ですくいあげるように持ち上げた。


「ン……お茶は別に頼んでいないけど」


思わぬ言葉に、返答につまった私を相方が肩を押すようにして、前に進み出た。


「アルベルト……王子……」


「…………なっ!?アイナ!なんで、あんたがここにいる!?」


アルベルト王子は飛び起きるようにして、立ち上がった。


「”なんで”って、どういう意味ですか?」


「えっ……」


「どうして、私がここに――()()()()()()と思ったのですか?」


その追及はよくない。


()()()()()ことの時点でおかしいのだ。


そう言い逃れられると反論できない。


しかし――


「!!………………まさか、”シナリオ”に影響が!?」


アルベルト王子の反応は予想外のものだった。


「――――どうしてそう思うんですか?」


相方は慎重に言葉を選んでいるようだった。


「シンシアの処刑……あの時に現れた変な集団――あれで狂ったのか?」


「……だとしたら、どうします?」


全てはボロを出させるためのブラフとハッタリだ。


それだけで上手く立ち回ろうとしている。


「どうって……それじゃあ、僕の計画も練り直さないといけないだろ!?」


!?


「あなたの計画――ベルグマン王子の殺害ですか?」


勝負所での渾身の一手――


「そうだよ!」


――それが、アルベルト王子の急所をとらえた。

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