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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第11章 強くなれ少女
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手に入れた力

「っ――あはははは!」


思わず笑ってしまった。


答えはこんな身近にあった。


その事実に。


「――ああ、でも、そういうこともある、か」


今は答えにたどり着いた、そのことを素直に喜ぼう。


今日は休んで、感覚をモノにしよう。


そうして、晴れて卒業だ。






そして、私は次の日。


感覚を確かめて、ミカ師範に披露した。



「はぁっ!」


自分でも会心の一撃だった。


私の正拳が、放り投げられた斧を正確に打ちぬいた。


全て、想像(イメージ)の通りだった。


「どうですか?」


「……いいわ。合格点をあげる」


合格点……あくまで、及第点に達したということ。


確かに、感覚を掴んですぐなのだから、完璧とは言い難い。


まだまだ、精度を高める余地があるということだ。


とはいえ、合格は合格だ。


「それじゃあ……」


「ええ、()()()()ね」


「……え?」


「……アンタ、まさかこれで終わりと思ってないでしょうね?」


「え、えっと……でも、これが出来たら認めてくれるって」


「そうね。気功の知覚、肉体内の気功のコントロール……その2段階はね」


「……え」

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