表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第11章 強くなれ少女
444/1085

野に生える

「あ、もしかして、このお茶も……?」


今まで味わったことのないお茶だった。


パラガム特有のものかと思っていたけど……


「そうですね、この辺りで摘んだ、所謂、野草茶なんですが、これは故郷で身につけた知識です」


「へぇ……野草でこんな風味を出せるんですね」


「こういう山奥だと役に立つ知識ですよ、中には雑草茶という人もいますが……」


「そうなんですか、雑草というには、上品な風味をしてると思いますが」


「ええ、そうなんですよ!そもそも雑草という草はなくてですね……」


そこからのトウコさんの熱量はすさまじかった。


私に大して、野草の知識を延々と講釈してくれた。


勉強にはなったので、苦痛という訳ではなかったけど……


「……ありがとうございます、旅をしているので、役立ちそうな話でした」


と言っても、流石に聞き続けていると辛くなってきたので、切りあげる為にそうお礼を言った。


「そう言ってもらえて、よかったです!」


いい息抜きになった。


これで、また……


「これで、()()()()()()()()()()()いいですが」


「……!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ