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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第11章 強くなれ少女
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対戦相手

「でも、まぁ、そう言っても納得はしないでしょ」


「と、当然です!」


「そう、なら、アンタにあたしを倒せるかい?」


この感じ、エル兄さんと同じなのだろうか。


「……戦えってことですか?」


「ふ、あはははは!」


しかし、ミカ姉さんは大笑いした。


「な、なんですかっ!」


「ここは道場で、あたしはその主、師範だよ?そう簡単にあたしと戦えると思ってるのかい?」


「う……な、なら、どうしようっていうんです!?」


「まぁ、まずは自分の実力を知ってもらおうかね」


「え?」


「キュウ!」


ミカ姉さんの呼びかけに反応したのは、道場の奥で座禅を組んでいた頭を丸めた男性だった。


男性は立ち上がったかと、思うと一瞬でミカ姉さんの傍にまで、跳躍した。


「ご用でしょうか」


「ああ、こいつと戦いな。あたしの妹だ、遠慮はいらない」


「っ!」


「畏まり」


私は思わず、ミカ姉さんの顔を二度見した。


「あたし以外には負けないとでも思ってるんだろ?まずはその勘違いを正してやろうってのさ」


「ミカ姉さん……!」

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