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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第11章 強くなれ少女
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戦力外通告

「熊を避けずに倒してきたやつがいるって聞いたが、アンタだったか」


ミカ姉さんはエル兄さんの双子の姉だ。


だけど、エル兄さんとは対照的に、その…………小柄な人だ。


「ミカ姉さん、会いたかったです」


「2年ぶりくらいかね。それで、どうかしたのかい?

わざわざ、顔見にこんなとこまで、来たとは思えないけど」


「……アル兄さんの消息はつかめてませんか?」


すると、ミカ姉さんの表情は険しくなった。


「誰の入れ知恵だい?」


「え、その……エル兄さんに聞いて」


ミカ姉さんは大きくため息を吐いた。


「ったく、あの馬鹿は……」


「ミカ姉さん?」


「…………」


ミカ姉さんは腕を組んで、考える素振りを見せた。


「……うん。アンタにはまだ早い」


「え」


「きょうだい達の中でアンタはまだ()()()()()()


確かに私には「剣聖」や「戦闘の達人」と言った極めた称号(もの)はない。


「だから、()()()になって、出直してきな、話はそれからだ」


「そんな!せっかくここまで来たのに、納得できません!」


「それは、ま、ご苦労さんだったね」


「っ!」

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