表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第10章 とある少女
393/1085

理想の生命体?

「自分のことは気にせんでええらしいで」


「そういう訳にはいかないよ!」


身動きも取れない状態で何を言うのか。


「知っての通り、飯なくても空気を吸えるだけで生きていける……

寝てるだけで済むから、かえって都合はええんらしいで」


「え、ええ……?」


「なんだか、それだけ聞くと駄目人間みたいだね……」


「ニートの理想形ですわね」


「いや、まぁ、セレーナはんもこのままでええとは思ってへんけど、そこまで不便な訳やないから、

このまま連れてってくれるだけで充分なんやって」


「元々、現状はそうするしかないんだけどね」


「プラスに考えようや。こうやって意思の疎通は出来るようになったんやし」


「それは、そうだね」


「確かに、セレナの意見を聞けるのは大きな進歩とも言える……のかな?」


「そう考えましょう」


「じゃあ、せっかくだし、改めて今後のこと話し合わない?

セレナちゃんの意見も聞けるようになったんだし」


「そうですね。積み荷の売り先がどうなったかも聞きたいし」


「それでしたら、めどはつきましたわ。えっと――」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ