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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第10章 とある少女
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虫って基本鬱陶しいものだから

「しっかし、ジブンらのさっきのアレはオモロかったで!」


「さっきのって……」


「こう……人差し指を三方バラバラに突き付けて……妙にキマってたから、笑けたわ!」


「そ、そんなことはどうでもいいんです!」


「あんた……何者なの?」


「うん?わたしか?せやなー、なんて言う(ちゅう)たらええやろか?」


「いや、こっちに振られても…………えっと、じゃあ、セレナとはどういう関係?」


「あーそれこそ、はっきりせぇへんのよ。

セレーナはんは、わたしにとって親のような主人のようなもんと言(ちゅ)うか……」


「では、逆にセレーナさんにとって貴女はなんなのですか?」


「せやなー。

セレーナはんにとっては、子供のような、下僕のような……使い魔て言(ちゅ)うのが一番近いとちゃうか?」


「使い魔?そんなのいなかったと思うけど、いつ契約したの?」


「いや、そういうちゃんとした使い魔やなくてー……ああ、アレや、育ての親やねん、セレーナはんは」


「育ての親?でも、結晶化する前に、そんなの育ててなんて……」


「なんや、察し悪いなー。結晶の隙間から出てきたの見たやろ?

結晶化する前やなくて、後や、後!」


「ど、どういうことですか!?」

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