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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第4章 断罪される少女
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ランパード邸の朝

「はい……でも……」


「シアさん?」


「ごめんなさい。気分が……」


「無理もないですね。今日はこれくらいにして、ゆっくり休みましょう」


「はい……」








…………






翌朝、いの一番に私は目を覚ました。


他の三人はまだ眠りの中だ。


二度寝をする気分でもなく、手持ち無沙汰になった為、身支度をして部屋を出ることにした。


ラン兄さんに会いに行こう、と思った。


昨日は昨日できょうだいの話は出来なかった。


アル兄さんのことも含めて、ラン兄さんとは改めて話しておきたいと思った。


近くに居たメイドさんに居場所を聞くと、この時間は道場だという。


私は礼を言い、道場に向かった。




……





「ラン兄さん、おはようございます」


ラン兄さんは昨日と同じように道場の中心で正座し、目を閉じ、精神統一しているようだった。


「おはよう、クリス。よく眠れたか?」


「はい、おかげさまで」


私はラン兄さんの前に向かい合って正座した。

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