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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第9章 海を渡る少女
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side:B シンシアの冴え

「なにかって……」


「まずは、私達の現状を巻き戻った人に伝えましょう!なにか手を打ってくれるかも知れません」


「そんなの、どうするつもりですか?」


言葉で言うより簡単なことではない。


しかし、この時のシンシアさんは冴えていた。


「……乾燥剤、です。あれと同じような現象を起せませんか?」


「魔法、ですか。確かに出来ないことはないと思いますが、具体的な方法が思い浮かびませんね……」


「具体的な方法……非常事態ですし、船中に魔法を使った痕跡を残すのはどうですか?」


「うーん……余りにも、闇雲ですね。少なくとも、受け取る側が気付かないとメッセージにはなりません」


「メッセージ……受け取る側……そうだ、馬車です!馬車に痕跡を残しましょう」


「確かに、馬車ならちーちゃんが気付いてもらえるかも知れませんね。

だけど、どんな痕跡を残すかによりましょうか」


「まずは行ってみましょう!そこから出来ることを考えてみないと!」


「確かに、そうですね」


私達は区画のほうに向かうことにした。

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