表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第9章 海を渡る少女
300/1085

暗中での模索

「……ところで、さ。クリスちゃん」


「はい?」


「深くは突っ込んでいなかったけど、セレナちゃんのことはどう考えてるの?」


「……」


明確な案はない。


というより、方法を模索してる状態だ。


「別に、聖魔石を使えとは言わないけど、このままって訳にもいかないでしょ?」


「勿論です。だけど、焦ってもいけません海を渡った先に何か方法があるかも知れません」


「言いたいことは分かるけど、他力本願っぽいっていうか、受動的だよね」


「それは……!」


「わかるよ、方法が見当つかないもんね」


「……そうですけど」


「そのうえで、”どうするの?”ってことだよ」


「……!」


「方法がないのはわかるけど、考えることを止めちゃあ、駄目だよ」


「ちーちゃん……?」


「責任を押し付けてるみたいだけど、決めるのはクリスちゃんだから」


「そうですね、それはその通りだと思います」


「もちろん、ワタシも考えるからさ」


「はい、お願いしますね」



そう思うと、考えことをするのにこの釣りの場はいいかも知れない。


私は考えを改めることにした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ