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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第9章 海を渡る少女
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ちーちゃんの疑似餌教室

ちーちゃんは私達の傍に来ると、目についたガラクタを取っていった。


「ちーちゃん?」


「……中通しの穴のある(なつめ)型の重り。

それに、針金、リング、フック、糸。これで、”オモック”なら出来るよ」


「”オモック”?ちーちゃん作れるんですか?」


「知識として、ね」


そう言ってちーちゃんは作り方を手際よく見せてくれた。


先端をひねって丸くした針金を重りに取り付け、

フックと糸を結束しリングに取り付け、針金の丸い部分とリングを取り付けた。


「はい、これで完成」


「え、これだけですか?」


「うん。釣れるかどうかは試してみないとわからないけど」



どちらにしろ、他の疑似餌の作りかたを知らない以上、ちーちゃんに倣うほかなかった。


ちーちゃんに詳しく教えてもらいながら、私とシンシアさんも”オモック”を自作した。



「これで釣りが始められますわ!」


それぞれに竿が配られた。


「ところで、よく疑似餌の作りかたなんて知ってましたね。

ちーちゃんって釣りが好きなんですか?」


「ううん、今日が初めて」


「え、じゃあ、なんで作りかたを……」


「さぁ?」


「さぁ、って……」

オモックについては、ググって出てきただけなので、詳しいことはわかりません。

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