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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第9章 海を渡る少女
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つくってあそべるのか?

リタ船長を探してみると、ちょうど、デッキの真ん中で、他の乗組員に指示を出していた。


「……うん?アンタら、どうかしたのかい?」


「えっと……大したことではないのですが」


明らかに仕事中に見えるリタ船長に、声をかけるのは躊躇われたが、

シンシアさんは合間を見て話をした。


「釣りね……そりゃあ、構わないよ。船員達の邪魔にならないようにしてくれりゃあ」


「ありがとうございます」


道具(モノ)はあるのかい?一応、ウチにも置いてあるっちゃあ、あるが」


「いえ、そこまで、お世話になれません。こちらで用意しますわ」


「そうかい……ん、()()()?」


「ええ」


「……まぁ、いいや、好きにしな」


「はい!」




……



許可を貰った、シンシアさんだったが、一度、馬車の一角にまで戻ってきた。


「それじゃあ、早速作ってみましょうか」


「作るって、竿をですか?」


「いえ、竿は『ポートピア』で手に入れてますわ」


「じゃあ、何を?」


「釣りをするには竿ともう一つ、大事なものがあるじゃないですか」


「…………餌、ですか?」


「ええ、疑似餌(ルアー)を作ってみましょう」

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