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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第9章 海を渡る少女
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隔離空間

……一週間後




私達は約束通り、リタ船長の船に乗り込んでいた。


ちなみに、レナさんも順調な回復を見せ、そのまま航海士として、復帰となった。




馬車は貨物の一角を広めに借りれることになった、

その変わり、元々貨物船で、客室がないことも相まって、

私達の居住区がそのまま馬車の中ということになった。


まぁ、目隠しの仕切りもあるし、女船長ということもあってか、乗組員の半数以上が女性ということもあり、

不便らしい不便はなかった。


ただ、食べ物が、基本、味のしないビスケットだったので、シンシアさんは特に辛そうだった……



セレナは結晶化したままの状態で、馬車の中で、積み荷と化していた。


定期的に様子を見ているが、今のところ異常はない。




船での仕事はなかった。


当然と言えば、当然だが、乗組員だけで動かしている以上、素人の私達に出来ることはない。


一角で区切っている以上、私達自身も半分貨物のような扱いに近かった。



私は特にそのことに不満はなかった。


馬達の世話は必要だが、それ以外はほぼ鍛錬にあてられた。


ちーちゃんにも、相手をしてもらうなどしていたが、

ある日、シンシアさんの不満が爆発した。



「あああああああ、もうっ!!」

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