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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第8章 呪われた少女
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山を、下る

数人を連れて、表道に来た。


大人数では逆に収集がつかなくなる可能性と、

妖精の通り道に惑わされた時のリスクを考え、少数で調べる選択をとった。


表道には私達が解除した罠の残骸が残っている。


道を占有している訳ではないが、ついでに撤去しながら、山を下る。



「……とは言っても、上る時は気づかなかったんですよね。

罠を警戒しながら、進んだのに」


「”妖精の通り道”は罠とも違うから、仕方ないと思うけど」


「そもそも、”妖精の通り道”ってどんな形をしてるんですか?

ちーちゃんはどこまで、分かってるんですか?」


「うーん……ワタシも一度見たことがあるだけだし、特定の形はないって聞いてるよ」


「それなら、一度見たってのいうは、どんな形だったんです?

その通りでないとしても参考にはなると思います」


「ワタシが見たのは、わかりやすいやつだったんだけど、

フラワーガーデン……庭園とか、あるじゃない?」


「貴族や王族の屋敷によくあるものですね」


「そうそう、あれの入り口……フラワーゲートっていうの?

ああいうのが、手入れなんてされてないはずの森林にあったんだ」

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