表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第8章 呪われた少女
247/1085

疑念

「来い……!」


ちーちゃんは突っ込まず、待ち構えるように剣を構えた。


山賊達がこちらに向かってくる――それを、ちーちゃんは一人で対応して見せた。


何故か――それは、狭い通路の中相手が何人いようとも単純にスペースの問題で彼女と戦える人数が限られていたから。



「はぁっ!」


一人づつ、山賊を倒していくちーちゃん。


山賊達は無闇に突っ込むばかりで、連携らしい連携も取ろうとしない。





――こんな相手に私はなにをやっていたんだ?





「っ!?」




その事実に気付いた時、私は私を取り戻した。



そうだ、私はどうして、こうなった……?


「ち、ちーちゃん、私は……」


声を掛けようとして気付いた。



いや、私だけじゃない……?


山賊達、そして、外から聞こえる表部隊の人達の声……唸り声ばかりで連携を取れているようには思えない。


「……皆、正気を失っている?」




……いや、ちーちゃんはみたところ冷静だ。


ということは、表ルートを通った者だけ?


じゃあ、山賊達は?


どうして山賊達も正気を失っているの……?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ