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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第8章 呪われた少女
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独断

前方に二人――こちらには気付いていない。


地を蹴り、道から外れて、木から木に跳び移る。


「ん?なん――」


僅かに気付いた山賊の腹部に跳び蹴りを叩き込んだ。


「がっ」

「がぐぅっ!?」


吹っ飛んだ山賊がもう一人を巻き込んで、地面に叩きつけた。


まるで、()()()()()で残った両端のピンを倒す時に片方を弾き飛ばした時のようだ。


「……あれ、()()()()()ってなんだっけ?」


「ぐ……」


巻き込んだ方はまだ意識があった。


「『アイス・ストーン』」


「!?」


上空に出現した氷の塊が上から山賊に叩きつけられた。


それにより、彼の意識は吹き飛んだ。



「なんだ、なにがあった!?」


「!」


遠方からの声、気付かれてしまった。


こうなると、あとはスピード勝負だ。



声の方向を見ると、洞窟の前に二人、それぞれ槍と斧を持った山賊が見えた。


私はすぐに地を蹴った。


洞窟の前の見張り――可能性としては、そこが山賊の住処か貯蔵庫というところだろう。






――つまり、住処なら、大当たりだ。


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