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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第3章 奴隷少女
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譲渡

10分後、建物は憲兵達が押しかけ、奴隷商人達は逮捕された。


騒ぎを聞きつけた野次馬に混じり、新聞記者達を初めとしたマスコミも複数遠巻きに見守っていた。


この状況が全てだ。


()()()()()()()()()()()()()()()


「いやぁ、今回もクリシュナさんですか。ご協力感謝します」


「いえいえ」


「ですが、全て我々に任せていただければ……わざわざ、クリシュナさんが危険をおかす必要もありませんのに」


「そうですね。()()()()()()()()()()のならそれでいいかも知れません」


「……これは手厳しい」


「それと、捜査協力もしますよ」


「捜査協力?」


「ええ、顧客リストです。必要ですよね、当然」


「!……勿論です。ありがとうございます」


「ちなみにですけど、中にどんなお偉いさんがいたとしても、憲兵はそんなことは関係なく、犯罪者を取り締まりますよね?」


「も、勿論です」


「その言葉が聞きたかったんです。マスコミの皆さんの前でね」


「……」


憲兵の表情は引き攣っていた。


「ちなみに、今渡したものにコピーがないとは限りませんからね」


「っ!」


「無闇にばらまいたりはするつもりはありませんが……不正が行われないとも限りませんから」


「勿論、そんなことは起こりません!」


「信じますよ?とはいえ、明日の記事にはなると思いますので、嘘には出来ないと思いますが」


「え、ええ……」

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