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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第8章 呪われた少女
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罠の対処

……表部隊。



案の定というべきか、予想通りというべきか、罠は当たり前のように張り巡らされていた。



そして、その数は余りにも多い。


正直、これだけ設置しているのなら、山賊達自身も不便だというくらいに。


だから、罠を回避するのではなく、

私はあえて、罠を発動させて、それを対処するという動きをとることにした。


「……」


1m先の足元にある糸を剣で斬ると、その糸から1m上に矢が放たれ、木に突き刺さった。


「……」


3m先に石を放ってみた。


「『グラビティ』」


魔法で重力の負荷をかけると、石は地面に叩きつけられた。


そして、同時にその下の落とし穴を白昼のもとにさらした。



先を進む――そして、地面に偽装されていた魔法陣を破壊して、サイレンが鳴りだすのを防いだ。


「一つ一つ対処するのって、面倒ですね……」


そう口にして、私は思い至った。


「あ、そっか」


私は一つ一つ罠を感知するのをやめて、跳躍するように前進した。


同時に発動する地面から飛び出す槍を剣で薙ぎ払い、着地すると私はステップを踏んだ。

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