表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第8章 呪われた少女
225/1085

変異

「正直、呪い自体は専門外なんですが、こういう時、なにもしなくていいんですか?」


「呪い自体にはかかっていないから、奪われた体力が回復するまで休ませるといいよ」


「そうですか」




この時、私も含め、誰も重く考えていなかった。



ちーちゃんの言葉を信じていたからだ。




その判断自体は、決して間違ってはいなかった。



セレナが普通の人間だったなら――









――三日後。


「……どういうことなんですか?」


「わからない、どうしてセレナちゃんが……こんな……()()()()()なんて」


宿屋のベッドで眠るセレナは、鮮やかな碧色の結晶に覆われていた。


異変を感じたのは、丸一日経っても目覚めなかったことからだ。


そこから、回復魔法をかけてみたり、シンシアさんの用意した薬を試したりと、色々な方法を試したが、セレナは目覚めることはなかった。


しかし、同時期におかしな兆候が現れた。


セレナがかいた汗が碧色に変色し、放っておくと固まり、結晶化していったのだ。


謎の症状に、対処が出来ず、医者を頼っても駄目で、

結晶を除去していいのかの判断もつかずにいると、セレナはいつの間にか結晶に覆われていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ