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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第3章 奴隷少女
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クリスの目的

「消される……」


「ハン!貧乏人が奴隷なんて買えると思うか?買うのは金持ち、権力者だ!」


「それはそうでしょうね」


「なら、話はわかるだろ!奴隷を買ったことがバレるのを恐れた奴らによって、俺達は消されるんだよ!

裁判が始まる前にな!」


「そうなりますかね?」


「ああ!?」


「顧客リストがあるでしょう?リストを出して下さい。全部、忖度(そんたく)なしでね」


「なっ!?」


「セレナや奴隷被害にあった人達に謝らせたい気持ちもありましたが、元々はそれが目的だったんです。

憲兵達に抑えられると相手によっては握りつぶされる可能性もありましたし」


「まさか……国が(かたむ)きかねないぞ?」


「非合法な活動をしていた割に余計なことを考えるんですね」


「くっ!……だ、だが、それだと報復を受けるかも知れない」


「どっちがいいんですか?このままだと無抵抗で消されるんでしょう?」


「そ、それは……」

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