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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第8章 呪われた少女
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船長との関係

翌日――


四人で指定された事務所に向かうと入口の前で、リタ船長が腕組みをしながら、立っていた。


「リタさん」


「ああ、アンタらか。待っていたよ」


リタ船長は扉を開けて、中に引き入れられる形になった。


応接室に座らされ、お茶まで出された。


「初めに軽く説明しておきたいと思ってね」


「説明……その航海士さんのことですか?」


「ああ、名前はレナ。歳は19だ」


「思ったより、お若いんですね」


「そうだね。と言っても、アタシの幼馴染で、ずっとこの街で暮らしてたから、海のことはよく知ってる。

13から下積みで船に乗ってたから、同い年の水夫達に比べりゃあ、全然ベテランさ、ね」


「そうなんですか」


「ああ、だから、海の怖さも充分知ってるから、()()()()()()()()()()()はずだ」


「うん?どういうことですか?」


「病気と言ってるが、何が原因か……いや、そもそも病気であるかもわからない。

原因不明なんだよ」


「!……だから、色んな方法を試そうとしてるんですね?」


「ああ……医者も駄目、回復魔法も駄目……そんな中見つけた、新しい可能性なんだ。

どうか、アタシの妹分を助けてやってくれないか」

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