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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第8章 呪われた少女
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本決まり

「そうですね……私としては、その条件で構いませんが……」


シンシアさんは、セレナの方を見た。


「……わたしの”神仙術”で必ずしも、その人を治せるとは限りませんよ?」


「それに関しては、理解してるよ。あくまで、成功した場合の話さ」


「それなら、わたしとしては構いませんが……」


セレナはこちらを伺うような目で見てきた。


「ん、私?」


「わたし達の指針はクリスさんに委ねてますから」


「それなら、特に反対する理由はないよ」


「じゃあ、話は決まりだね」


女船長は名刺らしき紙を机に置いた。


「名乗るのが遅くなったね。あたしはリタだ」


「じゃあ、代表して……クリシュナです。クリスと呼んで貰って構いません」


「それじゃあ、クリス。明日の昼、名刺にある住所に来てくれ、そこが、ここの事務所兼寮になってる」


「わかりました」


「それじゃあ、頼んだよ!」


リタ船長は自分のテーブルに戻っていった。


「クリシュナさん、多分条件としては一番いいところになると思います」


「そうですね」


「せ、責任重大ですね」


「でも、そんなに気負うことはないよ」


「え?」


「降ってわいた話だしね」

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