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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第7章 踊る少女
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満身創痍(一名除く)

――翌朝



「ふわわわ……」

「むにゃむにゃ」

「すーすー」

「……」



『ポートピア』に向けて進む馬車の中は寝不足でボロボロだった。



「み、みんな、ごめんなさい。夜遅くまで付き合わせて」


「まぁ、街についたら、割ける時間も限られるでしょうし、キリよく終わったので、よかったのでは?」


「そうですわね……でも、流石に私は筋肉痛と寝不足のWパンチですわ……」


「か、回復魔法かけましょうか?」


「いえ、気付け草で十分ですわ……」


そう言って、シンシアさんは草を噛んでいるが、それでも眠そうだった。


「ちーちゃんに至ってはずっと眠ってますね……」


「”神仙術”で回復しながら、とは言え、クリスさん並にずっと活動してましたからね」


「でも、手綱を引く役割はこういう時辛いですわね」


「あの、だから、私変わりますよ?」


「いえ、役割分担は役割分担ですから!」


「クリスさんはどっしりと構えていて下さい」


そう言ってくれるのはありがたい反面、頭が固いとも取れた。

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