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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第7章 踊る少女
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笛談義

「縦笛!?リコーダーなんて、久々に見ましたわ……!」


「ふっふっふ……秘密兵器だよ」


「高校生でしたよね……音楽選択でしたの?」


「いーや、これはただの私物さ……!」


ちーちゃんの口の端が大きく吊り上がった。


「なんて、すがすがしいまでの、ドヤ顔!訳がわかりませんわ……!!」


「ドヤ顔?」


知らない言葉だったが、何となく理解出来る。


「あの、それより、なんで袖に入れてたのかの方が気にならないんですか?」


「ふ……日本人はサムライのルーツでもあるけど、ニンジャのルーツでもあるからね……!」


「説得力あるようで、全く答えになってませんわ……!」





「……あの、踊らないんですか?」


埒があかないと思ったのか、セレナがそう聞いた。


「それもそうですわね」


「悪ノリが過ぎますよ」


「全く、君たちは!真面目にやりたまえよ!」


「「「ちーちゃんが言わないで下さい!」」」


「ま、それはそうと、音楽だね」


「楽譜もなしに吹けるんですの?」


「もちろん!……いくよ!!」

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